補聴器外来|集音器との違い・選び方・認知症予防まで医師が解説|京都市中京区・御所南 丸太町駅 なかい耳鼻咽喉科

はーちゃん

おじいちゃん、最近テレビの音が大きいし、呼んでも気づかないことがあるの…。

なかい先生

聞こえにくくなっているのかもしれないね。
年齢とともに起こる難聴は、補聴器で助けられるんだ。
でも“補聴器選びにはコツがあるから、一緒に見ていこうね。

「聞き返しが増えた」「テレビの音が大きい」——そんな聞こえにくさは、補聴器で助けられます。
この記事では、補聴器適合判定医のいる京都市中京区・御所南の「なかい耳鼻咽喉科」が、補聴器の選び方をやさしく解説します。

目次

加齢性難聴とは

はーちゃん

どうして年をとると聞こえにくくなるの?

なかい先生

耳の奥にある“音を感じる細胞”が、年齢とともに少しずつ減っていくんだ。とくに“高い音”から聞こえにくくなるのが特徴だよ。誰にでも起こりうることなんだ。

加齢性難聴は、内耳の音を感じる細胞(有毛細胞)が加齢で減ることで起こり、高い音から聞こえにくくなるのが特徴です。

補聴器と集音器

はーちゃん

通販で簡単に売ってる“集音器”じゃダメなの?

なかい先生

ここ、大事なところだよ。
補聴器は“医療機器”で、一人ひとりの聞こえに合わせて細かく調整できるんだ。
集音器は家電で、ただ音を大きくするだけ。
聞こえをきちんと良くするなら、補聴器をおすすめするよ。

補聴器は、効果や安全の基準が定められた「管理医療機器」です。
一方、集音器は家電製品で、主に音量を大きくする機能だけのことが多く、一人ひとりの聞こえに合わせた調整はできません。

補聴器の種類

補聴器にもいろいろな種類があります。

  • 耳かけ型: 耳の上にかけるタイプ。扱いやすく種類も豊富
  • 耳あな型: 耳の中におさめるオーダーメイド。目立ちにくい
  • ポケット型: 本体をポケットに入れ、操作が簡単。手元で使いやすい
はーちゃん

いろんな形があるんだね!

なかい先生

そうだよ。
聞こえの程度や生活に合わせて相談しながら選ぶんだ。

補聴器は「調整」が命です

はーちゃん

補聴器って、手に入れたらすぐ快適に使えるの?

なかい先生

「着けたらすぐに快適!」じゃないんだ。
その人の聞こえに合わせて細かく調整して、少しずつ慣らしていくのが大切なんだよ。
当院には“補聴器適合判定医”がいるから、きちんと合わせられるよ。

なかい先生

それにすぐに購入する必要は無いよ!
3か月ほど無料で貸し出して調整するよ。
「やっぱり・・・」と思えば購入せずにそこで終了することだってできるよ。

補聴器は、使用開始後の調整(フィッティング)と、少しずつ慣らしていくことが、効果を左右します。
当院は補聴器適合判定医が、聞こえの検査をもとに適切に調整します。

両耳で使うのがおすすめ

はーちゃん

補聴器は片耳だけでもいい?

なかい先生

本来は両耳をおすすめするよ。
両耳で使うと、音の方向が分かりやすくなったり、聞き取りが楽になるんだ。
高い補聴器を片耳に1つより、むしろ手頃なものを両耳に、のほうがおすすめなことも多いよ。

両耳で装用すると、音の方向感や雑音の中での聞き取りが改善しやすくなります。
両耳への装着がおすすめではありますが、いろいろな観点から相談しながら適切なタイプの補聴器を選んでいきます。

難聴を放置しないで〜認知症との関係〜

なかい先生

最近の研究で、難聴は認知症の【いちばん大きな、認知症を防げる要因】といわれているんだ。
早めに補聴器を使うことが、認知症の予防にもつながると注目されているよ。

加齢性難聴は、認知症の発症において最大の「予防できる危険因子」とされ、補聴器の早期使用が予防策として注目されています。
聞こえにくさを我慢せず、早めにご相談ください。

当院の補聴器外来

当院では、補聴器適合判定医が、聞こえの検査から補聴器の選択・調整・その後のフォローまで行います。
「聞こえにくいかも」と感じたら、まずはご相談ください。
ご家族からのご相談も歓迎します。

よくある質問(Q&A)

はーちゃん

ほかにも、よく聞かれることってある?

なかい先生

あるよ。まとめて答えるね。

補聴器は、使い始めからすぐに快適に使えますか?

少しずつ慣らしていくのが基本です。
調整を重ねて、生活に合わせていきます。

通販の安いものではダメですか?

多くは「集音器」で、調整ができません。
聞こえを良くするなら、医療機関で補聴器を選ぶのがおすすめです。

補助金はありますか?

条件により公的な補助が使える場合があります。
京都市においては比較的厳しい条件が設定されていますが、詳しくはご相談ください。

何歳から使えますか?

年齢の制限はありません。
聞こえにくさを感じたら、年齢を問わずご相談してください。
お仕事現役世代の方も仕事のためにお使いになられます。

まとめ

なかい先生

聞こえにくさは、我慢しないことが大事
補聴器は“調整”が命で、両耳がおすすめ。
そして早めの対応は、認知症の予防にもつながるんだ。

はーちゃん

おじいちゃんに、相談してみようって伝えるね!

なかい先生

うん、ぜひ!
ご家族からの相談も大歓迎だよ!

聞こえのことで気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

京都市中京区・御所南 丸太町駅で補聴器・きこえのご相談は

なかい耳鼻咽喉科(京都市中京区・御所南)には補聴器適合判定医がおり、聞こえの検査から補聴器の選択・調整まで対応しています。
「聞き返しが増えた」「テレビの音が大きい」など、聞こえにくさを感じたら、ご本人もご家族もお気軽にご相談ください。



電話:075-241-3387

監修:なかい耳鼻咽喉科 院長 中井 茂(なかい しげる)
   医学博士/日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 専門医/日本気管食道科学会 専門医/補聴器適合判定医師

参考文献:
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
日本聴覚医学会の情報

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