痛くない!早い! AI搭載インフルエンザ検査機器「nodoca」を導入しました

医師の目線で開発されたAI搭載インフルエンザ検査機器「nodoca(ノドカ)」。
2022年12月に販売が開始され、「痛くない、早い、インフルエンザ検査」として注目されています。
nodocaとは
医師の目線で開発した日本初のAI搭載「新医療機器」です。
50万枚以上の咽頭画像データベースを元に医師の目線で開発された、AI技術を搭載したカメラがnodocaです。
nodocaは治験を経て厚生労働省が定める新医療機器として承認され、保険適用となりました。
費用は従来の迅速検査キットを用いた診断の場合とほぼ同じです。

現役医師とすごい技術者たちがタッグを組んで開発した「患者さんに優しい検査」だよ!
症状が出てすぐに検査可能! ★不安な時間を短くできます★
従来からの迅速検査では発症12時間以内の場合、ウィルス量が少ないため偽陰性となりやすい傾向があります。
一方「nodoca」の場合、ウィルス量を元に判定する検査ではないため、従来の迅速検査と比較すると発症直後でも高い検出率を示します。



「この熱はインフルエンザなの?違う病気なの?」と不安な時間を過ごすのは心配だもんね。
痛くない! ★鼻に綿棒を入れません★
nodocaでの検査は「あーーん」と大きな口を開けて写真撮影をするだけです!
従来の迅速検査のように鼻に綿棒を入れてグリグリしません。
治験時のNRSによる痛みの評価も平均 0.8 と低く、 患者さんに負担の小さいインフルエンザ検査の提供が可能です。
実際に、治験参加者の90.6%が「今後はnodocaの検査を受けたい」と回答しています。





ぼくは痛いのは苦手!
今度お熱がでたら「nodoca」でお願いするよ。
早い! ★十数秒で結果がでるのでお待たせしません★
従来の迅速検査では診察室内で鼻から検体を採った後に、もう一度15分ほどの待ち時間が必要でした。
一方、「nodoca」の場合は咽頭撮影から十数秒ですぐにその場で結果がでます。





判定まで十数秒。
検査したその場で結果がわかります。
nodocaによる検査では
「あーーん」と口を大きく開けて、5秒間ほどじっとしていただく必要があります。
痛くない検査ですが、初めての検査で恐怖心が強いお子さんや、咽頭反射が強い(オエッとなりやすい)方は、従来の鼻からの検査をおすすめする場合があります。
ご理解いただきたいこと
☑️6歳以上〜が保険適応となります。
口を大きく開けて約5秒間じっとできることが必要です。
☑️型の判別(A型かB型か)はできません。
☑️発症直後は従来の迅速検査よりも高い精度で検出することができます。
☑️全体的な診断の精度としては従来の迅速検査とほぼ同等です。
☑️従来の綿棒による検査と同時にはできません。
☑️現時点ではインフルエンザ以外の検査はできません。
まとめ
当院では、「痛みがなく患者さんの負担が少ない検査」、「新しい技術を使った有益な検査」などを積極的に導入し、地域の皆さんの健康維持に寄与する努力を続けています!
インフルエンザ流行期、「もしかして」と感じたらすぐに検査可能です。
素早い治療につなげて重症化を防ぎましょう。



現役医師が開発した最新医療機器、「nodoca」。
何よりも「痛くない」「発症後すぐ検査可能」なのがいいね!



いま話題のAI技術ってすごいなぁ!