耳鳴りの原因は?「キーン」「ジー」が続くときの対処法と受診の目安を医師が解説|京都市中京区・御所南・丸太町駅 なかい耳鼻咽喉科

せんせい、まわりはしずかなのに、耳の中で“キーン”って音がずっと聞こえるの…。
これってボクだけ?



それは“耳鳴り(耳鳴症)”だね。
実はとてもありふれた症状で、同じ悩みの人はたくさんいるんだよ。
そして多くの場合、“聞こえ”と関係があるんだ。
今日は耳鳴りの正体と、楽になるつきあい方をお話しするね。
「キーン」「ジー」「ボー」——まわりに音がないのに、耳や頭の中で音が聞こえる。それが耳鳴りです。
この記事では、京都市中京区・御所南のなかい耳鼻咽喉科が、耳鳴りの原因・検査・つきあい方と、早めに受診してほしいサインをやさしく解説します。
耳鳴りはなぜ起こる?(脳のはたらきと難聴の関係)
音がないのに、どうして音が聞こえるの?



いちばん多いのは、“聞こえの低下(難聴)”が陰にあるパターンなんだ。
聞こえにくくなって脳に届く音が減ると、脳が『もっと音をひろわなきゃ』と敏感になる。
その敏感になった脳が、音を“つくり出して”しまう——これが耳鳴りの正体と考えられているんだよ。
年齢とともに増えますが、若い方にも起こります。
「耳がこわれた音」ではなく、「耳と脳の連携」で起こる症状——そうイメージすると分かりやすいかもしれません。
おもな原因



耳鳴りのきっかけには、こんなものがあるよ。
・加齢や難聴(聞こえの低下)——いちばん多い背景です
・大きな音・騒音(ライブ・工事現場・大音量のイヤホンなど)
・疲れ・ストレス・睡眠不足
・耳あかのつまり・中耳炎などの耳のトラブル



耳あかでも耳鳴りがするの?
するんだよ。
この場合は耳あかを取れば治ることもある。
だから“まず耳を診てもらう”ことが大事なんだね。
当院での検査——耳鳴りの「かげにある難聴」を調べます
当院では、まず聴力検査を行い、耳鳴りのかげに難聴がかくれていないかを調べます。
必要に応じて、耳鳴りの大きさや高さを測ることもあります。



耳鳴りなのに、聞こえの検査をするの?



そう。耳鳴りの多くは難聴とセットだからね。
自分では気づいていない聞こえの低下が見つかることも多いんだ。
原因が分かるだけでも、不安はぐっと軽くなるよ。
【重要】こんな耳鳴りは、早めに受診を
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次のような耳鳴りは、治療を急ぐ病気がかくれていることがある。
早めに受診してね。
✔ 片側だけの耳鳴り
✔ 急に聞こえが悪くなった
✔ めまいをともなう
✔ 「ドクンドクン」と脈打つような耳鳴り(拍動性)
とくに「急な聞こえの低下+耳鳴り」は、突発性難聴など時間との勝負になる病気の可能性があります。
「そのうち治るかな」と待たずに、できるだけ早くご相談ください。
治療——完全に消す薬はなくても、「楽になる」道があります
耳鳴りって、お薬で治るの?



正直に言うとね、耳鳴りを完全に消す特効薬は、今のところないんだ。
でも、がっかりしないで。
“気にならなくしていく”方法はちゃんとあるんだよ。
・難聴があるとき → 補聴器で音を補うと、脳が音を探して敏感になる必要がなくなり、耳鳴りが目立ちにくくなります
・音響療法 → 小さな音を流して、耳鳴りを意識しにくくします
・生活の見直し → 睡眠・ストレス対策も立派な治療のひとつです
当院の院長は補聴器適合判定医師です。
「耳鳴りに補聴器?」と意外に思われるかもしれませんが、難聴をともなう耳鳴りでは有力な選択肢のひとつです。
日常でできる工夫
おうちでできる工夫もあるよ。
・静かすぎる環境を避ける——小さな音楽や環境音を流すと、耳鳴りが目立ちにくくなります
・睡眠をしっかりとり、疲れ・ストレスをためない
・カフェイン・お酒・たばこは控えめに
・「気にしすぎない」——耳鳴りは注目するほど強く感じます。意識をそらす時間を増やしましょう
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“気にしない”のも治療なんだね。
そうなんだ。
敏感になった脳を、少しずつゆるめてあげるイメージだね。
よくある質問(Q&A)



ほかにも、よく聞かれることってある?



あるよ。
まとめて答えるね。
- 耳鳴りは治りますか?
-
原因によります。
耳あかや中耳炎が原因なら、治療で改善が期待できます。難聴にともなう耳鳴りは、補聴器・音響療法・生活の工夫で「気にならない状態」を目指していけます。 - 放っておくと、悪化しますか?
-
耳鳴りそのものより心配なのは、かげにある難聴の進行や、治療を急ぐ病気の見逃しです。
一度は耳鼻咽喉科で原因を調べておくと安心です。 - 若いのに耳鳴りがします。大丈夫でしょうか?
-
若い方にも起こります。
イヤホンの大音量・疲れ・睡眠不足がきっかけのことも。片側だけ・聞こえの低下をともなう場合は早めに受診してください。 - 耳鳴りは何科に行けばいいですか?
-
まず耳鼻咽喉科へ。
聴力検査で「かげの難聴」まで調べられるのは耳鼻咽喉科ならではです。
まとめ
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耳鳴りの多くは、聞こえの低下と関係している。だから“まず聴力検査”。
そして、完全に消えなくても、楽になる方法はちゃんとあるよ。
片側だけ・急な難聴・めまい・脈打つ耳鳴りのときだけは、急いで受診してね。
・耳鳴りはありふれた症状。多くは難聴と関係
・まず聴力検査で「かげの難聴」を調べる
・補聴器・音響療法・日常の工夫で「気にならない状態」へ
・片側だけ/急な難聴/めまい/脈打つ耳鳴り → 早めに受診
なかい耳鼻咽喉科(京都市中京区・御所南/地下鉄烏丸線「丸太町駅」近く)では、耳鳴りの原因を聴力検査でていねいに調べます。
院長は補聴器適合判定医師——難聴をともなう耳鳴りのご相談もお受けしています。
「ずっと鳴っていて不安」「まわりに相談しても分かってもらえない」——おひとりで悩まず、ご相談ください。
電話:075-241-3387
監修:なかい耳鼻咽喉科 院長 中井 茂(なかい しげる)
医学博士/日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会 専門医/日本気管食道科学会 専門医/補聴器適合判定医師
参考文献:
・日本聴覚医学会の一般向け情報
・日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会:耳鳴りに関する情報




